【自作のリメイク服を披露する教室生ら=名張市百合が丘西で】

「相談室」も開設予定

 着てくれる人の顏を思い浮かべながら、ちくちくとーー。三重県名張市の百合が丘市民センターで活動する「着物リメイク教室ちくちくうさぎ」の作品展が、9月10、11日午前10時から午後5時(11日は同4時)まで、伊賀市上野忍町の武家屋敷赤井家住宅で開かれる。入場無料。

 講師の岡本紀代子さん(70)(名張市百合が丘東)が主宰し、市内の40代から80代の女性約25人が月3回集まり、好みのものを制作している。今年4月にも同センターで、教室生本人がモデルを務めるファッションショーを開いたが、教室生の友人から「ぜひ伊賀市でも」と要望があり、作品展を開くことになった。

 着物のリメイク服を中心に、ブローチやバッグなどの小物も含め100点以上を展示販売する。10日午後2時からと11日午前11時からはミニファッションショーがあり、作品の素材や苦労した点などを教室生らが解説。両日午後3時からは「着物リメイク相談室」も開く予定だ。

 岡本さんは「着物リメイクの面白みを分かってもらえるような催しを計画しているので、ぜひ足を運んで」と来場を呼び掛けた。

2022年8月27日付826号7面から

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