【啓発物品を配り、献血を呼び掛ける専門学生=名張市元町で】

 夏季休暇などで献血協力者が減少する7、8月に合わせ、献血バスを運行する三重県赤十字血液センター(津市)は8月10日、名張市元町のイオン名張店で「サマー献血キャンペーン」を開催した。市内の学生らが買い物客に啓発物品を手渡し、協力を呼び掛けた。

手書きのメッセージが添えられたポケットティッシュ

 啓発物品を配布したのは、市立看護専門学校と県立名張高校、近畿大学工業高等専門学校の学生ら計8人。若年層の献血者が減っており、身近に感じてもらおうと同センターが協力を依頼した。

 学生らは店舗入口付近で「献血にご協力をお願いします」と声を掛け、ポケットティッシュやボールペンを配布。ティッシュには「献血で誰かの命を救ってみませんか」などと学生らが手書きしたメッセージが添えられた。

 この日の献血には、計41人が協力。呼び掛けに参加した同看護専門学校1年の水本菜月さん(18)は「献血に協力してくれる人が1人でも多くなれば」と話していた。

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