【「うんこ 交通安全ドリル」の歩行者編と自転車編=名張市役所で】

 あいおいニッセイ同和損害保険三重支店プロ会は8月4日、子どもたちに人気の「うんこドリル」シリーズの「うんこ 交通安全ドリル」歩行者編と自転車編の冊子(A5サイズ)計7840部を名張市に寄贈した。市内14小学校の児童全員に配布される。

北川市長(左)に目録を手渡した西浦会長=同

 うんこドリルは、文響社(東京都)からシリーズ累計約950万部が発行されている学習教材。漢字や計算の他、「防災」や「税金」などさまざまなジャンルを学ぶドリルが発表されている。

 シリーズの1つである交通安全ドリルは、文響社とトヨタ・モビリティ基金が共同制作したもの。うんこ先生などのキャラクターが登場し、「草むらから車道にうんこがとんででてきました。どうしますか?」などユニークなクイズを交えながら、交通ルールを楽しく学ぶことができる。

 この日の寄贈は、県内の代理店でつくる同プロ会が、同基金からドリルの提供を受けて実現した。寄贈式で同プロ会の西浦浩之会長は「このドリルを、交通安全教育のツールの1つとして活用頂けたら」とあいさつ。目録を受け取った北川裕之市長は「難しい話を楽しみながら学べる格好の材料。子どもたちの安全につながるよう、活用させて頂きたい」と感謝を述べた。

 同プロ会は、8月中に津市と伊賀市にもドリルを寄贈する予定だという。

- Advertisement -