三重県の伊賀市教育委員会は7月28日、小学6年と中学3年が対象の2022年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果を公表した。全国の平均正答率と比べ、小学6年は国語と算数、理科の全てで上回り、中学3年は国語と理科が全国平均を下回り、数学も同率以下だった。

 全国学力テストは4月19日に実施され、同市内の対象は小6が590人、中3が649人。平均正答率は、小6が国語67%(全国65・6%)、算数64%(63・2%)、理科65%(63・3%)。中3が国語68%(69・0%)、数学が51%(51・4%)、理科が47%(49・3%)だった。伊賀市の平均正答率は文部科学省から提供された、小数点以下を四捨五入した整数値を公表しているという。

 また、市教委によると、アンケート調査の結果では平日にゲームやスマートフォンを利用する時間が1日当たりで「4時間以上」と答えた割合が、小6で全国より4・1ポイント高い21・3%、中3で5・8ポイント高の22・1%に上った。

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