新型コロナウイルス感染の第7波が本格化する中、伊賀・名張両市のワクチン3回目接種率が伸び悩んでいる。三重県は感染対策の徹底やワクチンの追加接種を呼び掛けている。

 1、2回目は両市とも人口の80%以上が打ち終えた。3回目は全国の傾向と同様、若年層ほど低い。県は「ワクチンは発症や重症化を予防する効果が認められており、希望する人は接種機会の積極的な活用を」としている。

伊賀市

 伊賀市の3回目接種は18日現在で全体が63・4%。年代別で12から17歳は22・8%、18・19歳は37・6%、20代は48・6%、30代は49・3%、40代は62%。3回目は個別接種を中心に進め、市内42か所の医療機関で実施している。市ホームページで確認し、直接予約する。集団接種は5月で終了し、7月22日現在、予定はない。

 問い合わせは市専用コールセンター(0120・849・064=平日午前8時30分から午後5時)へ。

名張市

 名張市の3回目接種は15日現在で全体が64・6%。年代別で12から19歳は32・6%、20代は47・7%、30代は49・8%、40代は61・7%。3回目は市内20か所の医療機関で個別接種を実施。市ホームページで確認し、直接予約する。集団接種は5月で終了していたが、第7波を受け対象ごとの日程を追加した。

 問い合わせは市ワクチン相談コールセンター(0595・63・7306=平日午前9時から午後5時)へ。

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2022年7月30日付824号22面から

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