【作品を仕上げる上野高の美術部員たち=伊賀市上野丸之内で】

 今年で18回目を迎える「伊賀地区高校美術展」(KNIT展)が、7月20から24日まで、三重県名張市元町のリバーナホール(イオン名張店3階)で開かれる。上野、伊賀白鳳、名張、名張青峰、桜丘の5校の美術部員たちが力作を披露する。入場無料。

 会場には大作の100号4点、80号1点を始め、油彩・アクリル画、ペン画の小品・アニメーション作品など計62点を展示。例年より大きいサイズ、特に50号の作品数が多いという。

 副実行委員を務める西原乃愛さん(上野高2年)は「人それぞれ個性が違うので、その作風の違いを楽しんで見てもらえたら」と話していた。

 3年生にとっては、高校部活動の締めくくりという意味もある。同高美術部副部長の亀本帆美さん(3年)は「3年生としてこれが最後の作品展。これまで積み重ねてきたものを絵に表した」と思いを語った。

 時間は午前10時から午後6時(最終日のみ同1時)まで。

 また、同展の関連企画として、県内の高校の美術部員を対象に、人物モデルを描く「夏季実技研修会」も3年ぶりに開く。同市南町のアスピアで、23日午前10時から午後5時まで開催。見学も可能。

 問い合わせは上野高の冨田教諭(0595・21・9629=生徒指導室)まで。

2022年7月16日付823号12面から

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