【三重県庁=津市広明町】

 三重県は7月15日、名張市50人、伊賀市48人など県内で1037人(四日市市発表分218人含む)が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の感染者が1000人を上回るのは3日連続で、感染者数は延べ9万6001人。2つの高齢者施設で183、184例目のクラスター(感染者集団)も確認された。

 発表によると、感染者の市町別内訳は、四日市市213人、津市143人、鈴鹿市105人、桑名市101人、松阪市97人、伊勢市67人、名張市50人、伊賀市48人、菰野町41人、志摩市24人、東員町19人、明和・玉城町が各14人、いなべ市と川越町が各12人、南伊勢町11人、亀山市10人、尾鷲市9人、多気町と県外が各7人、紀宝町6人、鳥羽・熊野市と朝日町が各5人、度会・大台・大紀町3人、紀北町2人、木曽岬町1人。

 県内の入院患者は前日から1人増の161人、重症者は変わらず1人で、病床使用率は35・2%、重症者用は2・1%。自宅療養者は前日から600人増の6123人となった。

 県内での新たなクラスター2件のうち、特別養護老人ホームでは対象者126人(職員64人、入所者62人)のうち56人(同20人、36人)が検査で陽性に、高齢者入所施設では対象者74人(職員31人、入所者43人)のうち43人(同12人、31人)が陽性と確認された。

 名張市の新規感染者は、10歳未満7人、10代12人、20代5人、30代3人、40代15人、50代3人、60代3人、70代2人だった。

 伊賀市は、10歳未満9人、10代9人、20代4人、30代5人、40代9人、50代4人、60代1人、70代4人、80代2人、90代1人だった。

※7月15日午後4時52分追記

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