三重県は7月6日、伊賀市28人、名張市15人など県内で569人(四日市市発表分88人含む)が新型コロナウイルスに感染し、県内の介護老人保健施設と高齢者入所施設で、それぞれ180、181例目のクラスター(感染者集団)が発生したと発表した。1日当たりの新規感染者が500人を超えるのは、5月18日発表分(568人)以降、49日ぶり。県内の感染者は延べ8万9270人となった。
発表によると、感染者の市町別内訳は、津市97人、四日市市85人、伊勢市72人、松阪市48人、鈴鹿市43人、桑名市42人、志摩市35人、伊賀市28人、名張市15人、いなべ市14人、菰野町13人、川越・度会・東員・南伊勢・明和町各7人、亀山・鳥羽市、玉城・多気町各6人、大紀町、県外各5人、大台町4人、尾鷲市2人、熊野市、朝日町各1人。
県内の入院患者は前日比14人増の106人、うち重症者は変わらず1人で、病床使用率は30・5%、重症者用は2・2%。自宅療養者は前日から360人増えて2256人となった。
クラスターが発生した介護老人保健施設では、検査対象者81人(職員42・入所者39人)のうち29人(同8・21人)が感染。老人保健施設では検査対象者29人(職員15人・利用者14人)のうち13人(同4・9人)が陽性となった。残りは陰性が確認されている。
伊賀市の新規感染者は、10歳未満7人、10代3人、20代5人、30代4人、40代4人、60代4人、70代1人だった。
名張市は、10代2人、20代3人、40代4人、50代4人、70代2人だった。
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