【作品を持ち寄る会員たち=名張市新町で】

 女性ばかりの写真愛好家グループ「フォトクラブ虹」が、7月1日から同31日まで、三重県名張市新町の旧細川邸やなせ宿で「第11回写真展 女性の視点で捉えた情景」を開く。入場無料。

 写真家の故・菊田実さんと知り合ったことがきっかけで2009年に結成。現在は伊賀、名張、松阪市の50代から70代の6人が在籍し、「写団なばり」代表の松田賢治さんからアドバイスを受けながら活動している。新型コロナの影響で撮影会の機会は減ったが、これまで名張市近郊を中心に出掛けている。

 定期的な集まりは無いが、毎年7月の写真展が恒例となり、互いの作品を鑑賞し交流することで技術の向上を図っている。今回は半折・A3ノビサイズの、春夏秋冬の情景を写した計18点を展示予定。代表の中森晴子さんは「個々の感性と持ち味を生かした作品。出会った光景と、写した瞬間の感動をお伝えできれば」と来場を呼び掛けている。

 展示は午前9時(初日は午後1時)から午後5時(最終日は同4時)まで。

2022年6月25日付822号13面から

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