【ポスターを手に来場を呼び掛ける担当者】

 切れ味鋭い造形とカッティングで万華鏡のような美しい色彩の世界を表現するガラス工芸作家、石田慎さんの作品展が6月23日から7月2日まで、三重県伊賀市上野忍町の武家屋敷赤井家住宅で開かれる。ガラス工芸を伊賀の文化に定着させようと同市文化都市協会が主催する。

 1986年生まれの石田さんは大阪府出身で、兵庫県在住。伝統工芸「江戸切子」を弟子入りで学び、ガラスの成形から切子、装飾までをこなす。あらゆる技法を駆使した華やかで大胆な造形作品は「大阪工芸展」で美術工芸大賞を受賞するなど、将来が期待される若手作家だ。

 伊賀地域では初となる今回の作品展では色鮮やかなグラスや杯など約50点が並ぶ予定。時間は午前10時から午後6時(最終日は同3時)まで。入場無料。販売もあり、本人在廊日もある。会期中の午後5時(最終日は同3時)まではカフェも開かれる。

 同協会の担当者は「伝統技法ではあるが若い作家が現代で制作する美しく研ぎ澄まされた唯一無二の作品をぜひ間近にご覧ください」と来場を呼び掛けている。

 問い合わせは同協会(0595・22・0511)まで。

2022年6月11日付821号10面から

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