個性表現した作品並ぶ　水彩画の合同展　名張で19日から

　三重県名張市の蔵持・名張両市民センターで開かれている水彩画教室の合同作品展が、5月19日から22日まで同市元町のリバーナホール（イオン名張店3階）で開かれる。入場無料。地元の風景や祭りの登場人物など各自が描きたい題材を選び、奥行きや立体感、表情などで個性を表現した作品が並ぶ。

　市民センターへ月1回集まり活動に励んでいるが、近年は新型コロナの影響で個々の活動のみになったり、思うように題材を探しに出掛けられなかったりする時期もあった。25回目となる今回の作品展には、60代から90代の男女約30人が計60点ほどを出展する予定。
地元の良さや成果を

　4年ほど前から参加しているという70代の夫婦は「絵を描き始めてからは出掛けると絵になりそうな景色を探してしまう。皆の作品を見て、地元の良さや頑張ってきた成果を少しでも感じてもらえたら」と話しながら、パレットを無数の色に染めていた。

　作品展は午前10時から午後5時（初日は午後1時から、最終日は同4時まで）。

　問い合わせは坂本さん（080・6918・0165）、または佐藤さん（0595・68・6307）まで。

2022年5月14日付819号22面から