【来場を呼び掛ける有働さん(前列右)ら=伊賀市桐ケ丘で】

 「一人ひとりの力が集まれば大きな力になる。桐ケ丘を拠点に、皆さんに笑顔になってもらえるイベントを続けていきたい」。ハンドメイド作品やアクセサリー、ガーデニング雑貨などのブースが並ぶ「Flulu marche(フルルマルシェ)」が、5月3日に初めて開かれる。

 伊賀市桐ケ丘でフラワー教室を営む有働美穂さん(39)が「コロナ禍では個人で新しいことを始めても伝わりにくい。一緒に活動できる人を集めたい」とインスタグラムで呼び掛けたところ、美容、厚紙を切って組み立て布を貼って仕上げるカルトナージュ、蜂蜜酵母パン作りなど、仕事や子育てと並行してさまざまなジャンルで活動する女性7人が集まった。

 30、40代の桐ケ丘在住者が多く、教室などで元々つながりのある人同士もいた。新型コロナの影響で、イベントの準備は順調とは言えなかったが、「横のつながりができてうれしい」「たくさんの人を笑顔にしたい」と、新しいものを生み出そうとする熱量は高いそうだ。

 初回は、脳洗浄(ヘッドマッサージ体験、予約優先)、ハンドメイド雑貨、布小物、チョークアート、ガーデニング雑貨、フラワーアレンジ、寄せ植えを4人が出展予定。会場は桐ケ丘3のJAいがふるさと旧桐ヶ丘店。時間は午前10時から午後3時ごろまで。来場自由。

 有働さんらは「地域の皆さんにご協力頂き、開催できることになった。それぞれの個性や地域の魅力を伝え、ワクワクしてもらえる1日にしたい」と意気込みを語っていた。

 インスタグラム(@flulu_marche)でも情報を発信している。

2022年4月23日付818号11面から

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