【 横断旗を手に街頭指導する交通安全協会の会員と登校する児童=伊賀市の丸之内交差点で】

 春の全国交通安全運動が始まった4月6日、三重県伊賀市立上野西小学校(上野丸之内)の近くにある国道交差点で児童らの保護誘導活動が実施された。運動の期間は15日までの10日間。

 参加者は伊賀地区交通安全協会の会員や県市の職員、伊賀署員の計45人。黄色のジャンパーを着た協会員らが始業式を迎え登校してきた児童たちを横断歩道で見守った。

 この日、市内の小中学校では入学式があり、2022年度の新1年生は小学校が19校611人、中学校が10校で680人。警察では児童らに歩行中の交通事故に遭わないよう横断歩道などでの交通ルールを守るよう、ドライバーに思いやりやゆずり合いの気持ちで運転をするよう呼び掛けている。

 伊賀署管内で今年に入って発生した交通事故は4月5日現在の暫定値で、総件数が604件(前年同期比8件増)、人身事故26件(同6件減)、死亡事故1件1人(増減なし)。このうち、自転車や徒歩で通学中の児童生徒の交通事故は含まれていないという。

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