【ポスターを手に来場を呼び掛ける担当者=伊賀市で】

 書と文字の関わりなど現代の書芸術を問うユニークな書展「書と非書の際」展が4月8から17日まで、三重県伊賀市内3か所の文化施設で開かれる。入場無料。

 2003年から京都府内で開かれている人気の展覧会で、今回、伊賀市文化都市協会が主催となり、伊賀で初めて開催される。会期中は国内を始め、フランスや中国など海外を含む作家33人による、約70点の作品が展示される予定だ。

 会場は史跡旧崇広堂(同市上野丸之内)、赤井家住宅(同上野忍町)、入交家住宅(同上野相生町)で、時間はいずれも午前10時から午後5時(最終日は同3時)まで。

作家ライブも

 4月9日午前10時からと10日正午から赤井家住宅で、同日午後2時から入交家住宅で作家によるライブパフォーマンスがある。また、史跡旧崇広堂では9、10の両日午前10時から自由に表現する書アート体験もある。

 同協会の担当者は「武家屋敷や藩校での和の空間を彩る『書であって書でない』創造性あふれる作品をぜひ楽しんで頂けたら」と来場を呼び掛けている。

 問い合わせは同協会(0595・22・0511)まで。

2022年3月26日付816号18面から

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