【公開討論会に臨んだ森脇氏(左写真)と北川氏=名張市南町で】

 任期満了に伴う三重県名張市長選挙(4月10日告示、17日投開票)を前に、立候補予定者による公開討論会が3月24日夜、名張産業振興センターアスピア(南町)で開かれた。立候補を表明している前市議の森脇和徳氏(48)と前県議の北川裕之氏(63)=表明順=の2人が登壇し、舌戦を繰り広げた。

 名張青年会議所などでつくる実行委員会の主催。新型コロナウイルス感染対策で会場の定員は30人以内に制限し、地元ケーブルテレビ「アドバンスコープ」が生中継した。2人は3項目のテーマについて、自身の考えを語った。

 「どんな名張市にしていきたいか」のテーマでは、森脇氏は「市の財政はまだまだ脆弱。国、県、市と協調し、財政の安定、福祉の充実によって精神的豊かさを実感できるまちにしていきたい」、北川氏は「産業の基盤を作り、仕事をしたい、生活したいと魅力を感じて頂けるまちにしていきたい。磨けば世界に通じる観光資源がある。(関西万博など)ビジネスチャンスを生かす戦略を立てたい」と語った。

 「医療制度」のテーマでは、北川氏は「医師をいかに確保するかが最大のミッション。県議時代からのネットワークを生かし、市立病院にしっかり医師を確保したい」、森脇氏は「伊賀全体の3病院(上野総合市民、岡波総合、名張市立)で考えていかなければ。(市立病院の将来像などを有識者らが調査審議している)在り方検討委委員会の議論を見据え、市の医療を考えていく」と述べた。

 「子育て政策」のテーマでは、森脇氏は「選ばれるまちになるため、一丁目一番地が中学校給食の実現。子どもたちの環境を考える中で洋式トイレの100%化、要望の多い放課後児童クラブの拡充もやっていかなければ」、北川氏は「名張版ネウボラの重層的システムは有効に機能しており、守っていきたいが、足りない部分がある。もう少し民間に関わって頂いて強化し、伴走型寄り添い型の支援ができるようにしたい」と話した。

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