【契約書を手にする田畑社長(右)と亀井市長=名張市役所で】

 警備や旅客事業などを展開する「メイハン」(本社・三重県名張市東田原)と市は3月24日、市民陸上競技場(夏見)とゲートボール場や農園ゾーンなど4施設からなる美旗地域市有地(新田)のネーミングライツ(命名権)を同社が引き続き保有する契約を結んだ。契約期間はいずれも4月1日から5年間。

 「メイハンフィールド」「みはたメイハンランド」の愛称をそれぞれ継続する。命名権料は市民陸上競技場が1年あたり102万円、市有地が同50万円。

 調印式で同社の田畑博社長は「これからも地元名張への社会的貢献に努めてまいりたい」、亀井利克市長は「施設をもっともっと活用していく」と述べた。

 この日は、新たに「めばえファーム」の愛称が付いた市有地内の農園ゾーンに設置する看板を、同社が市に寄贈した。看板は縦0・9メートル、横3・5メートルで、4月中旬に設置する予定。

 同社は市民野球場「メイハンスタジアム」(夏見)も2022年度まで命名権を取得している。

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