【開所した青山複合施設のホール=伊賀市阿保】

 地域と行政の活動拠点として整備が進められてきた三重県伊賀市阿保の青山複合施設「アオーネ」で3月22日、竣工式が開かれた。関係者ら約30人が出席し、完成を祝った。

 同施設は国道165号沿いの青山北部公園に隣接し、建物は延床約986平方メートルの地上1階鉄骨造で、建築工事費は約4億2100万円。青山支所や分館図書室、地域包括支援センターの南部サテライト、阿保地区市民センターが移転・入居し、同日から業務を開始した。

 「青山で会おうね」と気軽に声を掛け合って集まれる積極的な場所となるよう思いが込められた「アオーネ」の愛称は公募で選ばれた。竣工式では岡本栄市長が「地域づくりの拠点として大いに利用して頂きたい」とあいさつ。青山地区を代表して矢持住民自治協議会(同市腰山)の澤田昌平会長は「地元として大変喜んでいる。十分活用したい」と祝辞を述べた。

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