【アマゴを放流する組合員=名張市赤目町長坂で】

 三重県名張市の名張川漁業協同組合は3月18日、同市の赤目地区を流れる滝川にアマゴなど約50キロを放流した。渓流釣りは19日午前6時解禁。

 この日放流したのは、大台町で養殖された体長18から25センチのアマゴで、ニジマスも一部含む。同市赤目町長坂の赤目四十八滝キャンプ場付近から下流約2キロの間、6か所で組合員らがバケツを使って放した。

 同組合によると、一昨年までは市街地を流れる名張川本流でも放流していたが、カワウの食害が多いため取りやめた。29日には、日本釣振興会三重県支部が滝川にアマゴの稚魚を中心に約50キロを放流する予定だという。

 同組合の勝木祥文理事は「水量、水温とも良好。家族でも楽しんで頂けたら」と話した。

 遊漁料は年券5000円、解禁当日券3000円、1日券2000円。市内の釣り具店などで販売している。中学生以下無料。小学生以下は保護者同伴が必要。

 問い合わせは同組合(0595・64・7722)まで。

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