【全国大会に出場する選手たち=名張市役所で】

 東京都の日本武道館で3月20、21日に開かれる第44回全国高校柔道選手権大会に出場する三重県立名張高校柔道部の8選手が15日、名張市役所を訪れ、亀井利克市長に健闘を誓った。

 男子個人戦に主将で81キロ級の山村洸斗君(2年)と無差別級の吉田燦太君(同)、女子個人戦に主将で48キロ級の加藤沙弥さん(同)と無差別級の中束玲那さん(同)、男子団体に山村君、吉田君の他、山本歩夢君(同)、瀧藤真治君(1年)、井上寛仁君(同)、池田芽音君(同)がそれぞれ出場する。1月に市内で開かれた県大会で優勝し、出場権を勝ち取った。

 個人戦について、内股が得意な山村君と大内刈りが得意な吉田君は「優勝を目指す」と口をそろえる。寝技が得意な加藤さんは「練習していることを出し切り、ベスト8位以内を目指す」、払い腰や大外刈りが得意な中束さんは「自分の柔道を貫き、1つでも多く勝つ」と意気込む。男子団体は、初戦で福井工大福井高(福井県)との対戦が予定されている。

 亀井市長は「大きい子がそろったな。ベストコンディションで臨んで」とエールを送った。

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