【名張市が発送した接種券の見本やちらしなど=名張市役所で】

 三重県名張市は2月25日、5歳から11歳の新型コロナワクチンの接種計画を発表し、同日、接種券の発送を開始した。接種は早ければ3月8日にも始まる。

 市福祉子ども部によると、かかりつけ医による個別接種は小児科を含む市内6か所の医療機関で8日以降、集団接種は市立病院(百合が丘西1)で15日に開始する。2月25日に接種券を発送した対象の子どもは市内在住の約4400人(2010年4月2日生まれから17年3月1日生まれ)で、17年3月2日以降に生まれた子どもには後日、接種券を順次発送する。

 使用するワクチンはファイザー社製小児用で、3週間の間隔を空けて計2回接種する。同社製の12歳以上用と比べ、有効成分量は3分の1になっている。接種時は保護者の同伴が必要で、基礎疾患がある場合はかかりつけ医に相談する。

 個別接種の実施医療機関は▼かとう小児科医院(桔梗が丘5)▼卓山医院(桔梗が丘南1)▼なばりこどもクリニック(鴻之台3)▼はしもと総合診療クリニック(蔵持町里)▼みらいのこどもクリニック(希央台4)▼百合が丘クリニック(百合が丘東1)。予約は接種券に同封のちらしを確認し、各医療機関に直接行う。

 市立病院での集団接種の日程は、3月が15、16、18、22、23、25、29、30日。4月が26、27日。いずれも午後3時30分から同4時。各日20人分を予定しているが、予約状況によっては日程を追加するという。

 集団接種の予約は、3月3日午前9時から市ホームページ(https://www.city.nabari.lg.jp/)の専用サイトで受け付ける。電話予約は市集団接種予約センター(0120・708・567)で午前9時から午後7時(土日祝日は同5時)まで。
 
 市の担当者は「接種券に同封のお知らせなどを参考に、お子さんと保護者が十分に相談頂いた上で予約して頂きたい」と話している。

 問い合わせは、市新型コロナウイルスワクチン相談コールセンター(0595・63・7306)まで。

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