【咲き始めた梅を眺める中野宮司=名張市大屋戸で】

 三重県名張市大屋戸の杉谷神社の梅が、ピンク色の小さな花を開花させ、春の訪れを告げている。

 同神社では、学問の神として知られる祭神の菅原道真公が、梅を愛したことにちなみ、一の鳥居から境内付近までの参道約100メートルに50本ほどの梅の木が植えられている。今年は例年通り1月末ごろから開花し、通りかかった人たちが足を止めて花を眺めていた。

 同神社の中野昇宮司(44)は「梅の開花を楽しんで、神社の歴史も知ってもらえれば」と話していた。3月上旬ごろまで見頃だという。

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