オンライン会議システム「Zoom」を使って東京と伊賀を結ぶ講演会「地域社会の未来カルテ2050」が2月23日午後4時から開催される。参加無料。

 三重県立上野高校同窓生有志の会が主催するイベント「秘蔵のくに伊賀のキュレーション」の一環。講師は伊賀市出身で同高から東京大学へ進学した千葉大学大学院教授の倉阪秀史さん。環境問題に取り組む倉阪さんは「市場主義」と対抗する「資本基盤主義」という新たな経済学を提唱。全国の中学、高校や自治体で地域の未来を考える「未来ワークショップ」など実証的な活動も行っている。

 当日は伊賀市を事例に2050年の地域社会を考える。未来ワークショップに興味のある中高生、自治体職員にオリエンテーション的な紹介もある。

 定員100人。講演会のウェブサイト(http://miraikarte2050.peatix.com)から事前に申し込む。

2022年2月12日付813号7面から

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