三重県は2月14日、名張市32人、伊賀市46人など県内で597人(四日市市発表分111人含む)が新型コロナウイルスに感染し、80代と90代の男女2人が死亡したと発表した。県内の医療機関では、新たに134例目のクラスター(感染者集団)が認定された。県内の感染者は延べ3万2228人、死者は202人となった。

 発表によると、感染者の市町別内訳は、津市149人、四日市市110人、桑名市53人、伊賀市46人、伊勢市45人、松阪市34人、鈴鹿市33人、名張市32人、菰野町16人、いなべ市13人、志摩市、東員町、川越町、玉城町各8人、鳥羽市と朝日町各7人、県外6人、大紀町4人、亀山市3人、熊野市と明和町2人、度会町と尾鷲市、非公表各1人。

 県内の入院患者は前日から11人増の286人、うち重症者は1人増の5人となり、病床使用率は53・6%、重症者用は9・6%。自宅療養者は前日から160人減の5458人。死亡したのは四日市市の80代女性、90代男性1人。男性は自宅療養中で、重症ではなかった。

 クラスターが発生した医療機関では職員14人と入院患者43人の感染が判明。検査対象者は約630人で、県は残りの検査を進めている。

 名張市の感染者の年齢別内訳は、10歳未満7人、10代3人、20代3人、30代6人、40代3人、50代2人、60代1人、70代4人、80代1人、90代2人。伊賀市では、10歳未満11人、10代5人、20代4人、30代3人、40代2人、50代4人、60代3人、70代3人、80代4人、90代6人、100歳以上1人が陽性となった。

※2022年2月14日午後6時12分追記

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