【オンライン参加した生徒ら】

 三重県内の高校新聞部の生徒ら計約30人が、新聞づくりの技術講習会にオンラインで参加した。YOU記者を講師に、生徒たちが取材や記事の書き方のポイントなどを学んだ。

 講習会は1月29日にあり、県高等学校文化連盟新聞部門(中山隆之部会長=名張高校長)の主催で、名張、上野、桜丘、白子、久居、相可の各高校から参加があった。当初は県立名張高校(名張市東町)に集まって交流する予定だったが、新型コロナウイルス感染急拡大を受け変更。配信は名張高の校長室から行った。

 参加者の一人で報道関係を志望しているという、桜丘高校(伊賀市下神戸)2年で学寮広報委員長の金澤宏高君(17)に、講習会の様子をレポートしてもらった。


レポートを書いた金澤君

何が大切かを考える 金澤君レポート

 日々の新聞制作において、取材の仕方や記事の書き方など、行き詰まることが多くあるだろう。私もその一人だ。

 講習会では「いつ、どこで、誰が、なにを、なぜ、どのように」「へぇーそうなんやという気持ちを記事にする」などといった取材の仕方から、「多くの情報から何が大切かを考える」といった文章校正の仕方など、高校時代から新聞部に所属し、今は伊賀タウン情報YOUで活躍されている須田雄介記者から指導して頂いた。

 更に、自身の強く印象に残る5つの取材体験談や「しくじり取材」なども交え、「書く以上には責任を取る」といった記者の心構えについてもお話し頂いた。対面ではなくオンラインでの開催になったが、とてもためになる2時間だった。

 貴重な講演で学んだことを今後に生かし、より良い紙面を作っていきたい。

2022年2月12日付813号21面から

- Advertisement -