【点灯したイルミネーション=津市美杉町太郎生で】

 三重県名張市から国道368号を南進し、津市美杉町太郎生の上太郎生地区に入ると、西側に鮮やかな光の群れが現れる。同地区の有志グループ「上太郎生の21世紀を考える会(KT21)」が毎年企画し、設置している「ウィンターイルミネーション」だ。2月末まで見ることができる。

 地域活性化を目的に集まる20代から60代の30人が、2001年からイルミネーションを設置し、電飾の種類や規模を毎年少しずつ拡大。今回も国道沿いの田やのり面、石垣など約2000平方メートルに計2万5000個の電球を飾り付けた。山々を表す光や流れる水のような動きも新しく見られる。

 同グループの横川智美代表は「これだけ広範囲で見応えのあるイルミネーションは、近隣では珍しいと思う。冬の夜の散策がてら、見に来て頂けたら」と話していた。点灯は毎日午後5時から午前0時まで。

2022年1月15日付811号11面から

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