【3種類のプレートの見本=伊賀市上野丸之内の上野市駅で】

 三重県伊賀市の伊賀鉄道が伊賀線(伊賀神戸‐伊賀上野)の維持・存続のため2020年度に開始した「まくら木オーナー制度」が3年目を迎える。支援者の名前やメッセージを記載したプレートを駅構内の枕木に1年間設置するもので、今年は設置駅を選べるプランも登場した。

 プレートは縦20センチ、横15センチ、厚さ3ミリの合成樹脂製で、オーナーの名前とメッセージ(いずれも10字以内、字体は既定)を印字し、JR西日本が管轄する伊賀上野と、取り付けができない四十九を除く13駅の構内にある枕木に4月から来年3月まで設置する。

 オーナーには会員証を発行し、各駅へ自由に入場できる(伊賀上野除く)。終了後、希望者にはプレートを送付する。同鉄道によると、20年度は94口、21年度は292口の申し込みがあったという。

 プランは次の通り。料金は税込み。

▽ゴールドプレート 1口1万5000円。設置駅の選択可
▽キャッスルプレート 同8000円。設置駅の選択可
▽ホワイトプレート 同5000円。設置駅の選択不可

 申し込みは上野市駅(伊賀市上野丸之内)窓口で料金を添えて手続きするか、電子メール(fukunin@igatetsu.co.jp)、郵送(〒518‐0873伊賀市上野丸之内61の2)で伊賀鉄道総務企画課へ。電子メール、郵送の場合は折り返し支払方法を通知する。締め切りは2月15日午後6時で、郵送での申し込みは同日必着。

 問い合わせは同鉄道(0595・21・0863=平日午前9時から午後6時)へ。

2022年1月29日付812号7面から

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