【三重県庁=津市広明町】

 三重県は1月19日、名張市17人、伊賀市13人など県内で286人(四日市市発表分47人含む)が新型コロナウイルスに感染したと発表した。同17日の224人を上回り今年最多を更新。県内の有料老人ホームでは県内119例目のクラスター(感染者集団)が発生した。県内の感染者は延べ1万6587人。

 発表によると、感染者の市町別内訳は、鈴鹿市58人、津市48人、四日市市47人、桑名市26人、名張市17人、松阪・伊勢市が各15人、東員町14人、伊賀市13人、菰野町8人、いなべ市7人、亀山市6人、川越町4人、玉城町と県外が各2人、鳥羽・志摩・熊野市と明和町が各1人。入院患者は前日から8人増の115人、重症者はゼロで、6人が入院等調整中。病床使用率は25・2%で、25%を上回ったのは昨年9月25日(26・4%)以来116日ぶり。

 新たにクラスターが発生した有料老人ホームでは、職員1人と入所者9人の計10人の感染が判明。検査対象者39人の残り29人は検査で陰性と確認されている。

 クラスター関連では、高校生と大学生計24人が感染した県内の学校寮で新たに男子大学生9人の感染が判明し、計33人に。職員・利用者5人が感染した県内の特別養護老人ホームでは新たに入所者1人の感染が確認され、計6人となった。

 名張市では、小学生3人、中学生2人、高校生1人など10歳未満から80代まで17人の感染が判明。県内に勤務する医療関係従事者の30代女性は14日まで勤務し、県が職場関係の接触者を調査中。60代女性は感染可能期間内には出勤していなかった。伊賀市では、未就学児1人、小学生3人、高校生1人など10歳未満から90代まで13人の感染が確認された。

ゲノム解析 14人中12人がオミクロン株

 また、1月上旬に感染した県内の20代から80代まで14人のゲノム解析を行った結果、12人がオミクロン株への感染が確認され、残る2件は解析不能だった。

※1月19日午後6時4分追記