商売繁盛や家内安全を願う新年の恒例行事「初ゑびす」が1月19日、三重県伊賀市上野恵美須町の恵美須神社で始まった。新型コロナウイルスの影響で2年ぶりの開催となったが、朝から縁起物(福笹吉兆)を買い求める人たちが足を運んでいた。19日は午後8時ごろまで、20日も午前9時から午後8時ごろまで開かれている。
例年は参拝者の希望に合わせ、その場で飾りを選んで付けた縁起物を授与していたが、今年は感染対策のため、事前に用意したものを授与している。参拝した人たちは、一昨年に授与された縁起物を収めた後、熊手や俵、宝船などをかたどった縁起物を求めていた。
例年ある福娘の舞奉納や振る舞いなどは行われないが、金銀の福桝などが当たる福引きがある。駐車場は上野忍町の銀座中央駐車場(有料)が利用できる。
問い合わせは同神社(0595・23・2326、当日のみ)まで。
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