【2018年のコンサートで指揮する朝倉さん(中央)】

 「名張第九を歌う会」主催の講演会「ベートーベン 第九への道のり そして未来に向かって」が1月15日午後2時から同3時30分まで、三重県名張市丸之内の市総合福祉センターふれあいホールで開かれる。

 講師は、同会が毎年12月に開催している「市民コンサート第九」で10年前から指揮をしている朝倉洋さん。朝倉さんは現在、大阪国際学園芸術文化教育センター長で、関西フィルハーモニー管弦楽団のホルン奏者を経て、吹奏楽団の指揮の他、ラジオのパーソナリティーなど幅広く活躍している。

 同会代表の松岡寿夫さんは「第九コンサートがコロナの影響で2年連続中止になった。3年振りの開催を目指す2022年の年頭にあたって、世界中から愛されている第九がどのように誕生したのか、時代背景を踏まえ作曲者ベートーベンが歓喜の歌にたどり着くまでの創作過程を楽しく解説する講演会。ぜひご来場を」と呼び掛けている。

 入場無料だが、事前の申し込みが必要。定員は感染予防のため、100人程度で先着順。

 申し込み、問い合わせは同会事務局の中野さん(090・5612・4989)まで。

2021年12月25日付810号3面から

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