【PRパートナー認定証を手にする北森選手(右から3番目)ら=名張市鴻之台1で】

 三重県名張市は、地元ゆかりの発信力がある人や団体に市の魅力をアピールしてもらう「名張PRパートナー」制度で、同市を拠点に活動する社会人バスケットボールチーム「RAMPOLE(ランポーレ)三重」(東海・北信越地域リーグ)を認定した。同市役所で12月20日、亀井利克市長が認定証を交付した。

 ランポーレ三重は、同市出身の探偵小説家、江戸川乱歩に由来したチーム名で2019年に創設。エンブレムは代表作の「怪人二十面相」をモチーフにし、チームカラーは同市の花であるキキョウにちなみ紫色となっている。

 今年10月には県共同募金会の「三重の赤い羽根サポーター」に就任し、街頭募金活動を実施。市スポーツフェスティバルでバスケットボールの体験ブースを設ける他、近鉄名張駅前でマスクの無償配布をするなど地域貢献に力を入れていた。

 認定式では亀井市長が「市外の大会で活躍頂けることが、名張の元気を発信することに繋がる。大いに期待している」と述べ、認定証を受け取った北森郁哉代表兼選手は「名張市のバスケ普及のため、子どもたちの目標になれるようなチームを目指して活動を続けたい」と話していた。

 今年10月に創設した同制度は、市長による指名制で活動は無報酬。期間は2年間で、同チームは第2号となった。

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