【引継証を手にする桐原事務局長(右)と亀井市長=名張市役所で】

 新型コロナウイルスの影響で中止になった三重とこわか国体・とこわか大会の競技会場で展示される予定だった応援のぼり旗141枚が12月17日、三重県名張市から2022年10月に国体を開催する栃木県の宇都宮市へと引き継がれた。

 旗は縦180センチ、横60センチで、47都道府県各3枚。名張市立小中学校計19校の子どもたちが、昨年10月から今年3月までの間、授業の時間などを使って仕上げた。全国各地の方言や特産品、観光地、歴史人物などがあしらわれている。名張市で開催される予定だった正式競技の弓道と軟式野球が、来年は宇都宮市で開催予定となっている縁で、今回の引継ぎ先に決まった。

 この日は宇都宮市実行委の桐原弘臣事務局長らが名張市役所を訪れ、亀井利克市長から引継証を受け取った。亀井市長は「名張の子どもたちの思いをなんとか伝えたかった。快くお受け頂き、感謝したい。実りの多い大会を開催して頂きたい」、桐原事務局長は「三重県の方々の悔しさは、計り知れないものがあると感じている。思いの詰まった旗を各競技会場に並べ、選手たちを迎えたい。無事に開催できるよう準備を進めていきたい」と話していた。