三重県警伊賀署は12月14日、交通安全県民運動の期間直前を含め管内で3件の交通死亡事故が連続発生したのを受けて緊急取り締まりを開始した。出動式には署員や県警の交通機動隊、自動車警ら隊の各隊員ら約30人が参加し、白バイやパトカーで警戒パトロールに出発した。

 同署管内では、11月28日に伊賀市蔵縄手の市道交差点で乗用車2台が衝突し、84歳の女性が死亡した。翌29日には同市小田町の駐車場で、後退してきた大型ダンプカーと駐車してあった別の大型ダンプカーに49歳の男性が挟まれて亡くなった。12月9日には同久米町の国道422号と市道の交差点付近で82歳の女性が軽貨物車にはねられて命を落とした。運動期間は12月1日から10日間だった。

 出動式では、山澤正和署長が「どうか伊賀市民の心に響くような、安全な行動をとってもらえるような呼び掛けや指導取り締まりをしてほしい」と訓示。交通課によると、管内での交通死亡事故は連続発生の3件を含め今年に入ってから計5件。うち、事故現場の4件は交差点またはその付近で、時間帯は7時30分ごろから11時ごろの午前中だった。

 冨井和哉課長は「ドライバーには交差点通過時の減速や安全確認の徹底を、歩行者には左右確認など自分の身を守る明確な行動を取ってほしい」と呼び掛けた。