【ウォールで練習する小山君(提供写真)】

美旗小6年 将来はロス五輪も視野に

 スポーツクライミング競技の一つで、時間内に完登した課題数を競う種目「ボルダリング」の小学生の全国大会がこのほど東京都内で開かれ、三重県名張市東田原の小山楚嵐君(12)(市立美旗小6年)が小学5、6年生男子で優勝した。月末に控える大会では上級生相手に上位を目指す。

メダルを手にする小山君

 小学低学年からスポーツクライミングを始め、実力を伸ばしていた小山君。コロナ禍でも練習は通常通り続け、週に4回、授業終わりに津市や滋賀県内のジムに通い、技術を磨いてきた。

 10月下旬に2日にわたって開かれた「クラウディアpresents第4回ボルダリング小学生競技大会」では、小学3年時に第1回大会に出場し、翌年の第2回大会で優勝するなど、全て決勝進出を果たしている。「緊張した」という今回の予選では、5年生に首位を譲り2位通過だったが、6人で臨んだ決勝では次々に課題をクリア。「狙っていた」という優勝を手にし、自身最後の小学生大会で有終の美を飾った。

「追うほうが楽」

 11月27、28日には、茨城県鉾田市で開かれる「第1回フューチャーズカップ鉾田大会2021」の男子ユースC(2008年、09年生まれ)の「ボルダリング」と、登った高さを競う「リード」の2種目に参加する予定。追いかけられるプレッシャーがあった今回と違い、「追い掛ける方なので気持ちも楽」だという。

 「登り切った時の達成感と、どのコースをとって登るかと練り、動きの面白さが魅力」と語る小山君。14歳になれば出場資格のある世界ユースが今の目標で、その先には、出場資格年齢に達する28年のロサンゼルス五輪も視野に入っている。

2021年11月20日付808号2面から