【亀井市長に「飛び出し注意看板」を手渡す山本支部長(右)=名張市役所で】

 地域の交通事故防止に役立ててもらおうと、三重県トラック協会伊賀支部は11月24日、交差点などに設置する「飛び出し注意看板」40台を名張市に寄贈した。2021年度と22年度の2年間で同市に計80台、伊賀市に計120台を贈るという。

 看板は高さ140センチで、下部にブロックを挟み込んで設置するタイプ。一方の面に黄色い服、もう一方の面に青い服の走り出す子どもの姿がデザインされ、「飛び出し注意」と呼び掛けている。

 同支部によると、今年6月に千葉県八街市で飲酒運転のトラックが下校中の小学生をはね、5人が死傷した事故がきっかけで、看板の寄贈を決めたという。この日、名張市役所を訪れた山本貞夫支部長は「絶対に許されない事故で、支部としても何かの形で行動しよう考えた。安全のスイッチが自分の中にあるということを、子どもにも大人にも伝えたい」と語った。

 同市では市立小学校14校に看板を分配し、地域で適切な設置場所を決めるという。亀井利克市長は「ドライバーへの注意喚起だけではなく、子どもたちにとっても交通安全の意識を高めることにつながる。何よりの品を頂いた」と感謝を述べた。