【ドローンを使った情報収集訓練=名張市鴻之台1で】

 三重県名張市の総合防災訓練が11月20日、市内各所で行われた。市防災センター(鴻之台1)では、災害時に迅速に被害状況を把握するため、小型無人機「ドローン」やアマチュア無線を使った情報収集訓練を実施した。

名張アマチュア無線クラブによる情報収集訓練=同

 総合防災訓練は毎年11月に実施されているが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため昨年に続き規模を縮小。情報収集訓練の他、各地域の避難所開設・運営訓練などがあった。

 ドローンを使った訓練には、操縦士養成の教習所を開校していることから4月に市と連携協力協定を結んだ「なばり自動車学校」(西原町)と、機体を今年度導入した市消防団が参加。それぞれが所有するドローンを倒壊家屋に見立てた小屋や訓練用の建物の上に飛ばし、上空からリアルタイムで送られてくる映像を亀井利克市長らがモニターで確認した。

 情報収集訓練ではこの他、愛好家らでつくる「名張アマチュア無線クラブ」が同センターを拠点に市内各地にいるメンバーと交信したり、ボランティア団体「バイク無線隊」が災害時に孤立するおそれのある山間地域に実際に向かって情報を集め、無線で報告したりした。

山間地域に向けて出発するバイク無線隊のメンバー=同