【2019年の茨城国体で5位に入賞した三重男子団体のメンバーら(提供写真)】

 コロナ禍で中止となった「三重とこわか国体」の代替となる「とこわか剣道大会」(三重県剣道連盟主催)が11月21日に伊賀市で開かれる。大会実行委員長を務める同連盟の長谷川恵一さん(名張市緑が丘)に、開催までの経緯や今後への期待を尋ねた。

 同連盟は2015年、国体に向けた組織を発足し、強化活動や競技運営の検討を重ねてきた。19年には全日本都道府県対抗剣道大会で初優勝し、茨城国体でも成年男子が5位に入賞するなど、強化面は順調に実を結んできた。

県が代替支援

 昨年は新型コロナの影響で鹿児島国体も中止となり、今年に入っても収束の見込みが立たない中、感染防止対策を徹底し、他県の協力も得て遠征を重ねた。運営面でも開始・表彰式の簡素化や人数制限などの対策を講じ準備に苦心してきたが、無情にも8月26日に中止が決定された。

 しかし、9月に入り、県が代替大会を支援する方針が決まったことを受け、同連盟は代替大会の開催を決めた。長谷川さんは「三重国体の中止は悔しく、無念だったが、選手強化の面で、チーム一丸となって取り組み、成果が見えるところまでこぎつけたのは大きな財産。国体に向けて稽古を積んできた選手の皆さんにとって思い出に残る大会にしたい」と語った。

 代替大会には、成年男子は東海・近畿・北陸を中心に、成年女子は国体に出場予定だった都道府県から、12チームずつが出場して行う。会場は伊賀市の県立ゆめドームうえの。一般入場は不可だが、県剣道連盟ウェブサイト内の「ライブ配信」から視聴可能。時間は午前9時30分から午後2時30分まで。

 問い合わせは同連盟(059・226・5975)へ。

2021年11月20日付808号4面から