【名張ハンドボールクラブのメンバー】

 三重県名張市内で「ハンドボール人口を広めよう」と結成され10年を超えた「名張ハンドボールクラブ」(有田泰麻代表)。コロナ禍での活動制限も解け、ボールを追うメンバーたちの楽しそうな声が戻ってきた。

 現在のメンバーは、市内在住の幼児から小学6年までの男女16人。毎週月曜の午後7時から桔梗が丘中(同市桔梗が丘6)の体育館で汗を流す。パスやシュートなど基本練習が中心だが、実戦でも生かせる練習もあり、時には年代別に分かれて練習することもあるそうだ。

 クラブの特徴は、家族での参加率が高いこと。代表の有田さん家族や、今年からクラブ運営に携わる中尾周平さん(33)親子を始め、3人の息子と参加している松下裕喜さん(37)など5組が参加する。親はスタッフとしてクラブを支え、「家族で同じ趣味が増えた」と笑顔を向ける。

 「昔は『楽しく』がモットーだったが、今は『さらに楽しく』がモットー」と有田代表。「いずれは活動の規模を広げ、県の大会などにも参加したい」と話した。

 同クラブではメンバーを募集している。初心者でも参加可能で、無料体験は随時受け付けている。

 申し込み、問い合わせは有田代表(090・5617・3994)まで。

2021年11月6日付807号20、21面から

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