【脚立を使って街路灯を掃除するくノ一の選手ら=伊賀市上野恵美須町で】

 女子サッカーのなでしこリーグ1部に所属する伊賀FCくノ一三重の選手らが11月10日、日頃の応援に対する恩返しにと地元伊賀市の中心市街地にある商店街通りで住民らと協力し、清掃活動に汗を流した。

 清掃活動には選手、スタッフ約30人と伊賀上野銀座商店街振興組合に加盟する店主や近隣の住民らの計約70人が参加。地元で「銀座通り」と呼ばれる県道上野大山田線の一部約720メートルに設置された高さ約5メートルの街路灯46基やくノ一の応援看板20枚などをブラシやほうきなどを使ってほこりを取り、奇麗にした。

 藤山宏和理事長によると、同組合とくノ一の合同作業は今回が初めてで、大嶽直人監督(53)からリーグ1部優勝の報告と地域に恩返しがしたいとの相談を受けたのがきっかけだという。大嶽監督は集まった店主らを前に「いつも応援ありがとうございます。皆さんと一緒に地域を盛り上げていきたい」とあいさつした。

 ゴールキーパーの藤田涼加選手(25)は「日頃の感謝を伝える場がなかなか無かったので、とてもいい機会だった」と参加の感想を話し、飲食業を営みながら小学生にサッカーを指導している伊藤弘泰さん(38)は「選手の皆さんが街を奇麗にしてくれる姿は子どもたちのいいお手本になる」とくノ一との交流を歓迎していた。