【練習に集まった赤目教室のメンバー=名張市】

 さわ楽器(三重県伊賀市上野桑町)が主催する大正琴の教室など8グループが出演する演奏会「琴修会伊賀支部大正琴の集い」が10月30日正午から、伊賀市西明寺の市文化会館で開かれる。入場無料。

 出場する教室の中で、名張市赤目地区の在住者を中心に80から87歳の女性9人で活動するのが「大正琴赤目教室」だ。発足から約35年を迎える歴史ある教室で、月2回集まり、童謡からポップスまで幅広いレパートリーで演奏を楽しんでいる。

 コロナ禍以前は、市内はもちろん大阪や愛知など県外の他、オーストリアにも出向くなど、年齢を感じさせない活気ある演奏で魅せる。

 今回は「ふるさとは今もかわらず」「熱き心に」の歌謡曲2曲を披露する予定で、本番に向け練習に励んでいる。コロナ禍で昨年予定していた発表の場が軒並み無くなった分、今回の演奏会に向ける教室生たちの思いは強いという。

 練習に集まったメンバーたちは「大正琴は軽く、どこでも弾けるのが魅力。同じ年代の仲間たちが集まって楽しい」と笑い、講師の井坂恵美子さん(62)は「これだけ上手く演奏できるのも、長年続けてきたおかげ」と振り返った。

 12月12日には、琴修会の主催で、動画投稿サイト「ユーチューブ」で演奏をライブ配信する予定。初めての体験に緊張しながらも、教室生たちは「こちらも楽しみ」と顔を見合わせた。

2021年10月23日付806号16面から