【来場を呼び掛ける(左から)倉岡さん、長船さん、森さん=伊賀市上野丸之内で】

森さん・長船さん・倉岡さん

 かねてから交流のあった三重県名張市と津市の画家男女3人による初のグループ展「凌雲の環」が、10月23日から31日まで伊賀市上野丸之内の「ギャラリー是空」で開かれる。入場無料。

 出展する名張市西原町の森公美さん(71)、同市桔梗が丘5番町の長船侍夢さん(52)、津市美里町の倉岡雅さん(69)は、展示会などで顔を合わせる機会も多く、旧知の間柄。3人展を企画した同ギャラリーでは「それぞれが織りなす『絢爛』『巧緻』『情趣』という世界観を堪能して頂けたら」と期待している。

 森さんは、この1年ほどで描き上げた作品を中心に、小品から100号までの風景や花などの油彩画を10点ほど展示予定。季節を変えて5枚描いた「好日」という作品には「雨の日も雪の日もいつの日もいい」という思いを込めていて、「アンティークの額も見てもらえたら」と話す。

 長船さんは、ミニチュアサイズから20号前後までの人物・静物画を出展予定。人物の一瞬の動きや表情を捉えた「琴線」という作品は、言葉通り「何か聞こえたような気配の、外の音と内の音とを聴いているような表情」の女性を描いている。

 倉岡さんは、油彩やパステルなどの人物画を10点ほど展示する予定で、伊賀にゆかりのある女性をモデルにした作品もあり、「輝いている女性らからは元気をもらえる。アトリエに吹く風を感じてもらえたら」と話していた。

 時間は午前11時から午後6時まで。

 問い合わせは同ギャラリー(0595・21・8818)へ。

2021年10月9日付805号2、3面から