【愛猫「はむ」を抱き作品を紹介する長谷川さん(提供写真)】

 今にも動きだしそうな動物たちの“目力”―。幼いころから色鉛筆で身の回りの動物たちを描いてきた、三重県伊賀市小田町の長谷川まどかさん(23)による作品展「Animal Eyes‐動物たちの世界観‐」が、10月16日から24日まで同市内のギャラリーで開かれる。

精密さと臨場感

 昨春、成安造形大学(大津市)を卒業し、色鉛筆画家として本格的に活動をスタートさせた。東京や大阪、フランス、イタリアなど海外でも各地で個展を開き、伊賀地域ではロビー展の経験はあるが、ギャラリーでの個展は初めて。

 幼少時、親からもらったノートと色鉛筆で自由に絵を描いていたのが創作活動の原点だといい、国内公募デビューとなった中学2年時の「国際公募新展」に出品した「主人を待つ犬」が美術評論家の故・ワシオトシヒコ氏に高い評価を受け、名張桔梗丘高校在学時にはパリの公募展で入選。その精密さや臨場感が驚きを呼び、各地の公募展で入賞を重ねている。

 題材にすることの多い飼っている犬や猫は「出掛けていても顔を見たくなって必ず帰る」という溺愛ぶりで、甘えた顔や驚いた顔、普段見せない表情など、「可愛くて癒やされる存在」だそう。「あたしは猫である」「ねこパンチ3秒前」「キャッツアイ」など、題名にも動物たちへの愛情があふれている。

 会場は伊賀市上野福居町の「アートスペースいが」。時間は午前11時から午後6時(最終日は同5時)。

 長谷川さんは「新作や伊賀で初めて披露する作品もあるので、足を運んで頂けたら」と来場を呼び掛けた。

 問い合わせは同ギャラリー(0595・22・0522)まで。

2021年10月9日付805号6面から