【JOCジュニアオリンピックカップU16陸上競技大会に出場する松山君】

 10月22日から愛媛県で開かれる「JOCジュニアオリンピックカップU16陸上競技大会」に、三重県名張市立赤目中3年の松山優太君(14)=同市百合が丘東4=が出場する。今夏出場した全日本中学校陸上競技選手権大会(全中)では、800メートルで自己新の1分57秒31をマークし3位入賞。今大会では公式戦自身初の1000メートルに挑む。

 小学4年から双子の弟・唯人君(14)とともに「名張クラブ」(岩森正敏代表)で陸上競技を始め、現在は「名張ジュニア」(徳地和子監督)に所属。2人は同種目で競い合い、今夏の県通信大会もそろって標準記録を突破し、全中に出場した。結果を振り返り、「優勝を目指していたので悔しいけど、自己ベストも出せたし、しっかり走れたと思う」と手応えを感じている。

 県陸上競技協会の推薦を受けて出場するJOC杯には800メートルが無いが、持久力や終盤の走力に自信を持つ松山君は「距離が延びることで良い記録が出せると思う。記録的には2分30秒を切ることを目標に頑張りたい」と話していた。

2021年10月9日付805号3面から

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