生活安全課長 池田敏郎

 本年10月11日から20日までの間、みだしの運動が実施され、重点の一つが「特殊詐欺の被害防止」です。本年8月末現在、三重県内で発生した特殊詐欺被害は79件(被害額約1億2240万円)、前年比8件減(同約1億2030万円減)ですが、伊賀署管内では5件(同約651万円)、前年比3件増(同412万円増)と増加しています。

 特殊詐欺被害のうち、還付金詐欺が県内で30件(前年比29件増)、伊賀署管内で4件(同4件増)発生し、増加傾向が顕著です。

 この詐欺の特徴は、犯人が高齢者宅の固定電話に市役所職員などを名乗って電話を掛け、介護保険料の還付に必要な手続き名目で高齢者を現金自動預け入れ払い出し機(ATM)に誘導し、言葉巧みにATMを操作させ、お金を振り込ませます。

 被害防止対策として▼市職員や銀行などがATMへ誘導、操作を指示することはない▼ATMで還付金は受け取れない、という点を理解の上、▼固定電話を常時留守番電話にする▼このような電話があれば家族や警察に相談する、などの対策を行ってください。

 また、高齢者(おおむね65歳以上)の方らを対象に、数に限りがありますが、固定電話に設置する「自動録音警告機」の貸し出しを行っています。ご希望の方は、生活安全課にご相談ください。

 問い合わせは伊賀署(0595・21・0110=代表)へ。

2021年9月25日付804号22面から