三重県伊賀市立城東中学校(同市印代)の周辺で9月28日、伊賀署員や伊賀地区交通安全協会の会員、県市の職員約20人が通学路保護誘導活動を行った。21日に始まった「秋の全国交通安全運動」にあわせた取り組みの1つで、期間は30日まで。

 同活動はこの日、学校敷地沿いの市道交差点2か所と、大型ショッピングセンター東側を通る同市服部町の国道25号の信号交差点で実施。全校生徒329人の約85%が自転車で通学しており、校舎南西の交差点では横断旗を持った協会会員や伊賀署員が一旦停止など交通ルールの遵守を啓発した。

 同署によると、管内では9月27日現在、総事故件数が1650件(前年同期比2件減)で、そのうち人身事故93件(同21件増)、死者2人(同1人減)、物件事故1557件(同23件減)だった。

 城東中の区内でも、6月に自動車2台が市道交差点で出合い頭に衝突し、軽乗用車を運転していた女性(当時73)が死亡する交通事故が発生。今月18日には同市西条の国道25号で自転車を運転していた男性(64)が重傷を負う大型貨物車によるひき逃げ事故が起きている。

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