【土手を真っ赤に染めたヒガンバナ=名張市黒田で】

 三重県名張市黒田の土手や田んぼのあぜ道で、群生するヒガンバナが一斉に咲き始めた。辺りを赤いじゅうたんのように染め、秋の訪れを告げている。

 ヒガンバナは、秋の彼岸の時期に花を咲かせることで知られる多年草。50センチほどの丈に成長した茎の先に、反り返えるような深紅の花を咲かせる。この場所には、幅約100メートルにわたって群生し、毎年、写真愛好家らが好んで訪れている。

 ヒガンバナの毒性を活用し、田畑などを獣害から守るため人為的に植える地域もあるが、ここは自然に群生したと言われている。