三重県警伊賀署は9月8日、伊賀市内に住む60代無職男性がパソコンの修理代を名目に、電子マネー利用権26万円分をだまし取られる特殊詐欺被害に遭ったと発表した。

 発表によると同月4日午前11時20分ごろ、男性が自宅のパソコンでインターネットを利用していたところ、画面に「ウイルスに感染しました」などの文字が出た。表示された電話番号に連絡すると、マイク・ミラーを名乗る片言の日本語を話す男の声で「セキュリティーを保護するためにアプリの購入を。ギフトカードで支払いをすれば遠隔操作でパソコンを直せる」などと電子マネー7万円分の購入を指示された。

 男性が市内のコンビニで電子マネーを購入し、電話でカードの番号を伝えると、男は「うまく処理できない」などと言い、更に要求を続け、4回にわたり計26万円分の電子マネー利用権を騙し取られた。

 男性の家族が不審に思い同署に相談し、詐欺被害と判明。8日に被害届を受理した。

 同署管内で発生した特殊詐欺は今年に入って6件目、被害額は計約676万に上っている。