【育ったカボチャを紹介する松本さん夫妻=伊賀市下郡で】

 三重県伊賀市下郡の松本三二さん(71)、照子さん(70)夫妻が耕す自宅の畑で、直径約75センチ、重さ約80キロの大きなカボチャがすくすくと育った。

 主に観賞用になる「アトランティックジャイアント」という品種。畑でトウモロコシやスイカなど季節の野菜を栽培している松本さんが「変わったものを育ててみたい」と、7、8年前に市内で種を購入したのがきっかけで、以降は毎年育てているそうだ。

 今年5月、ポットに種をまき、中旬ごろには4本の苗を定植。成長した実は1か月ほどでどんどん大きくなり、一番早く育った1つは雨風や傷が原因で腐ってしまったそうだが、残り7個のカボチャは、薄黄色や鮮やかなオレンジ色の大小さまざまに成長した。

 以前は、地元で開催されていたユニークな農作物を決める品評会に出品しており、受賞したこともあるという。毎年10月末のハロウィーンに合わせて顔を書き、近くの木津川沿いの堤防に置いておくそうで、散歩で通り掛かった人や近所の子どもたちからも驚きの声が上がっている。

 松本さんは「今年も飾りたいけど、重くて動かすのも大変だ」と笑った。

2021年8月28日付802号2面から