三重県名張市は8月27日、妊娠中の人とその配偶者やパートナーを対象にしたワクチンの優先接種を実施すると発表した。千葉県柏市で、新型コロナウイルスに感染した妊婦が入院先が見つからないまま自宅で早産し、赤ちゃんが死亡した問題を受けての対応。

 接種ができる医療機関は、卓山医院(桔梗が丘南1)、武田産婦人科(鴻之台1)、藤本クリニック(平尾)の3病院で、希望者は、接種機関に直接電話で問い合わせる。接種開始日は各病院によって異なり、順次予約の対応を進めている。ワクチンはすべてファイザー社製。

 市によると、今年1月1日から8月26日までに、市に妊娠の届け出をした人は218人。妊娠後期に感染すると早産率が高まり、重症化しやすくなるとされ、妊婦の感染リスク軽減のために実施を決めた。

 また、名張市立病院(百合が丘西1)で21日から9月5日までの土日に実施している12歳から18歳への接種では、予約枠が定員に達したため、接種日の追加を決定した。県内で若い世代の感染者が急増し、各学校で2学期が開始されることもあり実施する。

 追加の接種日は、9月12日の午後1時から同4時、10月2日、3日の同時間と午前9時から正午まで。予約は27日から、市ホームページ内のワクチン予約サイト(https://www.city.nabari.lg.jp/s010/100/010/020/20210111154413.html)、またはフリーダイヤル(0120・708・567)で受け付ける。