【(上段左から)ナッキー号、あららぎ号、ほっとバス錦(下段左から)コモコモ号、みどり号、はたっこ号(いずれも名張市提供)】

 三重県名張市内を走るコミュニティーバス6路線(市街地循環型と各地域)全体の乗客数(運賃免除除く)が2020年度、過去最低の計4万8730人(前年度比1万2827人減)だったことがわかった。8月19日の地域公共交通会議で市が状況を報告した。

 コミュニティーバスは、市街地循環型の「ナッキー号」、国津地域の「あららぎ号」、錦生地域の「ほっとバス錦」、薦原地域の「コモコモ号」、緑が丘地区の「みどり号」、美旗地域の「はたっこ号」が運行。民間路線を補うルートで、公共施設、商業施設、鉄道駅などを結んでおり、12年に現在の6路線がそろった。各地域では、地元の運営団体が民間委託するなどして運行している。

 市都市計画室によると、20年度の乗客数はナッキー号が3万696人(同7189人減)、あららぎ号が625人(同232人減)、ほっとバス錦が2243人(同1210減)、コモコモ号が1742人(同566人減)、みどり号が3777人(同1055人減)、はたっこ号が4247人(同2575人減)と、いずれも前年を下回った。

 近年の全体の乗客数は6万人台で推移していたが、昨年度はコロナ禍による外出自粛の他、沿線の商業施設のテナント撤退なども影響し、約2割減となった。市は他の移動サービスとの連携など、利用促進に向けた見直しなどを検討していくという。