【電話機に取り付けられた特殊詐欺防止の手形プレートを紹介し、来店客に注意を促す署員=伊賀市小田町で】

 三重県警伊賀署と伊賀地区防犯、交通安全両協会は8月13日、特殊詐欺撲滅や交通事故防止を呼び掛ける街頭啓発活動を伊賀市小田町の「ぎゅーとらラブリー伊賀小田店」で実施した。

 署員や両協会関係者計9人が活動に参加。店舗前に設けたブースに、うちわやマスク入れ、反射たすきなど標語が記された啓発グッズを並べ、来店客に手に取るよう声を掛けていた。

 今回は新たに、「待った!!『電話番号が変わった』『カード預かります』という電話は詐欺!!」などと書かれた手形のプレートを用意。電話機の目立つ場所に貼り、電話を取った時に特殊詐欺に注意してもらう。各市民センターでも無料配布しているという。

 同署管内では今年1月1日から8月13日までの間に特殊詐欺が5件(前年同期比3件増)発生し、被害額は約651万円(同約412万円増)。うち4件は還付金詐欺で、市役所職員や銀行員をかたって家の固定電話に『介護保険料の還付金がある』などと電話をかけ、金融機関のATMに誘導して現金をだまし取る手口という。

 同署の池田敏郎生活安全課長は「犯人は自分の声が録音されるのを嫌うので、家の固定電話の留守番電話機能を活用してほしい。また、市役所職員や銀行員がATMに誘導することはない」と呼び掛けていた。